乗ってきた車の履歴


ここでは私が乗ってきた愛車の履歴をメモかわりに残しておく。 概ね次の条件で機種の選択をしている。

それでは個々の車を紹介しよう。


1. スプリンター クーペ 1500 SR

(主力として使った期間: 1983年〜1987年)

sprintercoupe   初めて自分で買った車。 中古だったが走行1万km程度で状態は良かった。 ハッチバックの3ドアクーペでハッチゲートを開くと大きな荷物も積める。 1600のモデルもあるが税金(当時は 1500cc が区切りだった)や値段のこともあり、このモデルに。 独身時代だったのでドア2枚でも特に不自由は感じなかった。 結婚前まで乗って 8万km くらいまで行っただろうか。 結婚を機に新車を買うことになり下取り車となった。 (画像は色違いの1600のものです。実際の私の車は白の1500でした。)

スプリンター クーペ 1500 SR スペック
項目名具体的スペック
車両形式:E-AE70-FCMXS
重量:880kg
全長:4120mm
全幅:1624mm
全高:1325mm
ホイールベース:2400mm
エンジン型式:3A-U
エンジン種類:水冷直列4気筒OHC
排気量:1452cm3
最高出力:80PS/5600rpm


2. スプリンター トレノ(1500)

(主力として使った期間: 1987年〜1994年10月)

sprintertrueno   結婚を機に新車で買ったのがトレノだった。 前車のスプリンター クーペが気に入っていたので後継の新車を狙ったが、この時の新車のトレノは残念ながら3ドアクーペの設定はなく2ドアクーペのみだった。 しかしリトラクタブルヘッドライド採用の流麗なスタイルに惚れて買うこととなった。 税金の関係から 1500にしたが、1600のスポーツDOHC に比べるとパワーはなかったかもしれないが、実用DOHC と呼ばれるエンジンは十分な能力を持っていた。 リヤワイパーがなかったのは残念だった。 車両重量もベース車は980kg で税金が安かったのだがオプションでサンルーフを付けたことで 1000kgを越えてしまったのは残念だった。 1994年10月に事故で廃車に。8万km を超えたあたりまで行っていたはずだが。 (渋滞列の間から出るときに確認不十分で直進車と衝突。 まったくこちらの責任です。ぶつかった車の方、申し訳ありません。 同乗者(妻(お腹の中に三女)、長女、次女、義母)が何とか無事だったのが救い。)

スプリンター トレノ(1500)
項目名具体的スペック
車両形式:E-AE91-BCMGK
重量:980kg
全長:4255mm
全幅:1665mm
全高:1300mm
ホイールベース:2430mm
エンジン型式:5A-FE
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC
排気量:1498cm3
最高出力:94PS/6000rpm


3. コロナ SF(1800)

(主力として使った期間: 1994年10月〜2002年10月)

coronasf   前車が事故った時、既に3人目の子供ができるところだったので2ドア車では無理があることから4枚ドアの車をあたることになった。 とはいえスプリンタークーペのころのハッチバックの使い勝手の良さは捨てがたい。 ということからハッチバックのいわゆる 5ドア車としてコロナ SF を選んだ。 2000ccの上位グレードを選びたかったが MT設定があるのが 1800cc グレードだけだったのでそれにした。 (5ドア車については別記事にしたので参照) 前車であきらめたリアワイパーもついていて使い勝手がよく、5人で乗る分には十分に満足していた。 子供が大きくなって祖父母たちも乗せると5人乗りでは足らず次の車を検討することになった。やはり 8万km を超えるくらいまで行ったはずである。 (画像は渋い色ですが、実際の私の車は無難な白でした。)

コロナ SF(1800)
項目名具体的スペック
型式:E-ST190
重量:1150kg
全長:4520mm
全幅:1695mm
全高:1410mm
ホイールベース:2580mm
エンジン型式:4S-FE
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC
排気量:1838cm3
最高出力:125PS/6000rpm

4. プジョー307SW

(主力として使った期間: 2002年10月〜2018年4月)

peugiot307sw   5人以上乗れる車となるとミニバンあたりが候補になるが、これが揃いも揃って MT設定がない。 そんな中、幸運にも購入できたのがプジョー307SWであった。 このあたりの経緯は別記事に書いたので参照されたい。 初めての外車だったが非常に満足できるものだった。 確かに3列目は緊急時用程度の狭さだがシートそのもののできは良かった。 ハイオク指定でガソリンが高くつくとかブレーキダストがすごいとかの問題はあったが、このあたりは欧州車に共通する問題だ。 3列シートのミニバン形態のわりには驚くほどコンパクトで、全幅こそ3ナンバーサイズだが取り回しは十分良く、2000ccのエンジンは高回転型ではないが、低速から十分なパワーを発揮してくれた。 さすがに16年も乗ると、あちこちがやれてきて高速でミシミシ言ったりしたが、もう少しは乗れるかと思っていた矢先にクラッチ破損で動かなくなった。 この時の変化は急で、金曜に異音がするとカミさんから聞いて、すぐ次の土曜にディーラーに電話するも予約で一杯で見てもらえそうにない。 とりあえず近くのオートバックスで見てもらうとやはりクラッチがやばいので早急にディーラーで見てもらった方が良いとの診断。 (宗像のオートバックスはいつも非常に良心的に対応してくれます。この時もアドバイスだけくれて無料でした。) ちょうどプジョーの福岡での正規ディーラーが変わったところで、上記のようにすぐには見てもらえそうになかったので、とりあえず次期車両の候補でも見るかと、かねて目をつけていた車種の一番近くのディーラーに向かう。 着いて駐車したとたんにクラッチに嫌な感触が。 そこの店長がメカニック上がりとのことで見てもらうと、既にクラッチがダメになっていて動かないことが判明した。 その場で次の車の契約をすることになった。 まるで、長年連れ添った愛車が最期に一番問題のない場所までたどり着いてから息絶えたように見え、感無量となった。 長年、ありがとう。

プジョー307SW スペック
項目名具体的スペック
型式:GH-3EHRFN
重量:1430kg
全長:4420mm
全幅:1760mm
全高:1585mm
ホイールベース:2720mm
エンジン型式:VF33HRFN
エンジン種類:直列4気筒DOHC
排気量:1997cm3
最高出力:140PS/6000rpm