クサイチゴ(キイチゴ属)
クサイチゴ
斜面を覆う群生の開花

クサイチゴ人家の壁

クサイチゴ
クサイチゴクサイチゴ
つぼみと花粉粒(白い棒は10μm)

クサイチゴ
コマルハナバチの訪花

クサイチゴアシブトハナアブが訪花している。

クサイチゴ
ムクゲキスイ科の甲虫。花粉を食べる。

花から実
クサイチゴ
棍棒状に突き出した花托にたくさんの雌しべがぎっしりとつく。

クサイチゴ咲き始め(左)とだいぶ経った花(下)。びっしりと並んだ花柱が目立つ。
クサイチゴ

クサイチゴクサイチゴ
咲き終わると、雄しべはしおれ、花柱は先の方から褐色になる。受粉した雌しべの子房は膨らみはじめる。膨らみ始めた子房の間から受粉し損なった雌しべの花柱が見える。

クサイチゴ クサイチゴ
熟した果実。透き通った赤い粒が集まっている。粒の1つ1つは、受粉した雌しべが成長したもの。受粉の成功率によって、大きさが違ってくる。

クサイチゴクサイチゴ
雌しべが大きくなった赤い粒の拡大。花柱も残っている。1つ1つがウメ・モモ・サクランボの果実(核果)に相当するもので、赤くて透明な果肉の中に核が透けて見える。受粉しなかった雌しべも回りにへばりついている。

クサイチゴクサイチゴを含むキイチゴ類の果実は、たくさんの雌しべが受粉して成長した粒が集まったものだ。このような果実を集合果{aggregate fruits]という。

クサイチゴクサイチゴ
葉は羽状複葉で、葉身がいくつか(この写真では5つ)の小葉(a, b: a―頂小葉、b―側小葉)に分かれて葉軸(c)上についている。葉柄(d)の基部には、一対の細長い托葉(e)がついている。

クサイチゴ托葉の拡大。

クサイチゴクサイチゴクサイチゴ
葉柄や葉軸には、トゲや毛がある。毛には、白い細い毛と、先に粘液を出す丸い膨らみがある赤い毛の2種類がある。後者のような毛を「腺毛」[glandular hair]と呼ぶ。

クサイチゴ1月のようす。暖かい冬は葉をつけたまま冬を越すが、寒い冬では地上部が枯れてしまうこともある。
クサイチゴとカジイチゴの推定雑種個体
クサイチゴ×カジイチゴ クサイチゴ×カジイチゴ クサイチゴ×カジイチゴ クサイチゴ×カジイチゴ クサイチゴ×カジイチゴ

クサイチゴ×カジイチゴ花粉粒
クサイチゴ同様にして観察したクサイチゴの花粉粒

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