カラスノエンドウと類似種
カラスノエンドウ
カラスノエンドウカラスノエンドウカラスノエンドウカラスノエンドウカラスノエンドウ
カラスノエンドウ葉は羽状複葉で、先端が巻きひげとなり回りの草にからみつく。葉のつけねには濃茶色の蜜腺を持つ托葉がある。

カラスノエンドウ
カラスノエンドウ夜は小葉が閉じ気味になる

カラスノエンドウ
カラスノエンドウ上: 花の色が淡い個体

左: 花の色がさらに淡い個体

カラスノエンドウ
カラスノエンドウ雄しべと雌しべが納まっている竜骨弁(舟弁)は翼弁と比べてずっと小さい。

カラスノエンドウ子房と花糸(旗弁側)の間に突起状の蜜腺がある

カラスノエンドウ雄しべと雌しべ

カラスノエンドウ柱頭の縦断面

カラスノエンドウ
ハナバチが翼弁を押し広げている。

茨城県の小学2年生、柴森さんから、「カラスノエンドウの花では、他の多くのマメ科の花(花粉が訪花昆虫の腹部につく)と違って、訪花したヒゲナガハナバチのおでこの毛に花粉がつく。ヒゲナガハナバチの嘴の長さと蜜腺までの距離もだいたい一致している」という観察結果を送っていただきました。(2005/11)
カラスノエンドウソラマメヒゲナガアブラムシが汁を吸っている。
カラスノエンドウカラスノエンドウカラスノエンドウ
ナナホシテントウの幼虫がソラマメヒゲナガアブラムシを食べている。近くには、成虫や蛹も多い。

カラスノエンドウ
カラスノエンドウ果実(さや)は、熟するにつれ、先の方から黒くなる。黒くなったさやは、皮がねじれて音を立てて割れ、種子を飛ばす。黒いさやを手で割っても同じようにねじれる。皮がねじれて割れたさやを水に浸けたり、湿ったところに置くと、ねじれは元に戻る。
カラスノエンドウ
カラスノエンドウ雨上がりに見ると、割れたさやのねじれが取れて、まっすぐになっている

カラスノエンドウ
熟す前のさやを2つに裂いたところ。上の方に6つ、下に5つ、計11個の種子があるが、ふつうの大きさに熟したのは6個で、やや小さめに熟した種子が1個、ほとんど成長していない種子が4個ある。さやの中央に近い種子の成熟率が高く、両端の成熟率が低い。似たようなパターンを示す植物の研究例では、さや基部の種子の成熟が悪いのは柱頭から遠いことによる受精の失敗、さや先端部の種子の成熟が悪いのは栄養の供給源から遠いことによる成長停止によるものと考えらるケースが多い。

カラスノエンドウさやの中の種子は、小舟のようなかたちの種柄に乗っかっている。熟したさやの中では、種柄は種子を押し出すように力を加えている(右)。皮のねじれの力と種柄の力が限界を超えると、瞬発的にさやが割れ、種子を弾き飛ばす。

スズメノエンドウ
スズメノエンドウスズメノエンドウスズメノエンドウスズメノエンドウスズメノエンドウ

カスマグサ
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