イヌマキ
裸子植物の胞子葉の集まりは"cone"といい、ここでは「錐」と直訳している。錐には雌雄があるので、小胞子葉が集まった錐を花粉錐[pollen cone]/雄錐[male cone]/小胞子錐と呼び、大胞子葉が集まった錐を種子錐[seed cone]/雌錐[female cone]/大胞子錐と呼ぶ。
"cone"を「球果」と訳す方が一般的で、また、送受粉時の"cone"だけ「球花」と区別することもある。さらに、花粉錐を「雄花」、種子錐を「雌花」と呼ぶこともある。
イヌマキイヌマキ
岬の尾根沿いに群落を作っている

イヌマキイヌマキイヌマキ
イヌマキでは、枝先につく大胞子葉は1枚だけ、大胞子葉につく胚珠も1個だけだ。大胞子葉を付ける枝先と胚珠は白い粉(ちょっと触っただけで取れる)に覆われている。胚珠は一見露出しているように見えるが、外袋(「套皮」[epimatium]という)をかぶっており、付け根にある三角形のすきまから胚珠の先端だけが覗いている。

イヌマキ種子の付け根が赤く甘い可食部になる

イヌマキ花粉錐は細長い。送粉前は淡緑色で、花粉を出すと黄色~茶色を帯びた白になる
イヌマキ

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