日ごろあまり注目されないリヤワイパーのことと関連してアクティブセーフティ/パッシブセーフティについての雑文です。
(メモがわりに書いたものなので読みにくくてすいません。時間があれば読みやすくします。)
皆さんリヤワイパーはどのくらい使っていますか。
私は最初の車が3ドアクーペでリヤワイパー標準装備だったので、それを適宜使って後方視界を確保するのは当たり前だと思っていました。
しかし2台目の車は2ドアクーペでリヤワイパーの設定がオプションでもなく、仕方なくあきらめて乗っていました。
3台目の車で5ドア車になってので再びリヤワイパー標準装備で安心しているところです。
普通のセダンなどではリヤワイパーの設定がオプションまで含めてもない車が多いようですが、後方視界確保という観点からは、リヤワイパーをつけたい人はつけられるように全車種にせめてオプションでいいので設定して欲しいと思います。
最近の車であれば必ずエアバッグが装備されているようです。
エアバッグもついているに越したことはないですが、エアバッグはあくまで「何かあった時」のための装備でいわばパッシブセーフティの装備といえます。
それに対してリヤワイパーは後方視界を確保して、危ない状況に陥ることを避ける、という意味でいわばアクティブセーフティの装備と言えるのではないでしょうか。
何かあった時のためのパッシブセーフティとあらかじめ危険を避けるためのアクティブセーフティはどちらも大事でしょうが、あえて言えば「何も起こらない」方がより望ましいはずなので、優先順位としてはアクティブセーフティ>パッシブセーフティなのではないかと考えます。
こう考えるとエアバッグは装備されているのにリヤワイパーは装備されないという状況は改善されないのかなあ、と思ってしまいます。
視界を妨げるという意味では、濃いフィルムを貼って車内が見えないようになっている車もよく見かけます。
内部の人は回りは見えているというかもしれませんが、夜や暗いときには視界が落ちるのは確実で危険性が高いと思います。
さらには外から見えないと運転しているドライバーとのアイコンタクトが取れず、何を考えて運転しているのかわからない(行動の予測ができない)という意味での別の危険性もあると思います。
こうした車に乗っている人は「それなり」の意識の人だと考え、避けるか車間距離を大目に取るとかして自己防衛するしかないのでしょうね。
2002年5月31日(金光記)