2009年度一泊ツーリング、簡易レポート

                       by 金光

[29日]

最初の集合地、小石原に10:30にいたのはCBR600だけ。少しして来たのがTDM850、さらに少ししてタンデムで青/白のFZ750とYRV、続いてXJR1200が到着。ところが来るはずのFJ1200が来ない。11時過ぎてメールを送ると先に進んでるそうな。どうやら11時頃に小石原を通過したそうなんだけどお互いに気付かず。どうなってるんだろう。何とか合流して夜明けのうどん屋で昼食。皆が食べ終わった頃、初代リーダーのKDX220が到着。揃ってファームロードを通って宿に向かう。FZはタンデムとは思えぬいつもどうりの走りで、FJ,XJRは勿論続くが、排気量差をものともせずKDXもついて行ったのはさすがである。一般車を抜くタイミングを逃して遅れたCBRは追いつくのはすぐにあきらめてマイペースで進む(後続のTDMも道連れにしてしまった、申し訳ない)。この時、FZのリヤタイヤがヤバイ状態になっているのが発見される。限界を超えてすり減っていて、一部、ゴムがなくなってワイヤーが見え、後ろから見てるとそれが白い線になって見えるのだ。後ほど宿に着いた時、大事な娘を後ろに乗せて万一のことがあったらどうする、と皆の非難が集中し、次の日はさすがにタンデムではなくなる。ここしばらくの宿、南阿蘇アウトランドキャンプ場についたのは15時頃。いつもどおり(らしい)一番上のロッジだが、今回は上の駐車場に他の客がいなかったので、上の駐車場に乗り入れたが、そこに行く道が急勾配のじゃりじゃり道で途中で止まると立ち往生しかねない。TDMがこの罠にはまり、何とか這い上がり、YRVは河Pの助けで何とか上がる。荷物を上げる間も惜しんでさっそくビールを開ける者がいるのもいつもどおり。早速、事務局長とその娘、河PでYRVで買出しに行くが、そこには先回りした赤/黒のFZ750が着ていた。待っている間に初代と3代リーダーはキャンプ場付属の露天風呂に。買出し部隊が帰ってきて、現地集合のVTR1000とストリームが到着して今回の参加者が揃う。バイク8台、車2台で大人10人、子供4人である。夕食はバーベキューだが、両FZ氏が着々と準備を進めるので、トトロと化して子供のおもちゃとなっている河Pを除くと、私と初代、3代リーダーの年寄り組はボーと準備を見ているだけである。にわか雨のせいか異様に多かった虫に悩まされながらも風呂や夕食が終わり、TDMは帰途へ。お見送りした後、また降ったのでTDM氏にメールを入れると帰宅後の返信では、やはり多少降られたそうだ。準備よくコンビニで花火を買ってきていた初代リーダーのおかげで、花火を楽しんだ後、子供と女性陣はロフトで寝る準備。残った男どもは例のごとく、飲み、食い、しゃべって、日が変ってから寝る体制に入る。去年よりは大分早かったらしいが、寝る間際に何か重いものがのしかかかってきたような気がする。

[30日]

7時すぎてからボチボチ起きてみると、既に片付いて朝の準備が進んでいる。前夜の残りの肉を焼いて朝食にする。子供もいるのでそれなりのペースで片づけをするが、やっぱり動くのは両FZ氏で、前夜同様、年寄りは戦力外である。10時過ぎて片付いた後、KDX氏が先に出発するのでお見送りする。その後、草千里2009の会場である草千里を目指して出発する。10年前のことを思って、多いだろうと予測はしていたが、実態ははるかに想像を超えていた。草千里に上がる道から渋滞が始まり、しばらくすると、道端にバイクの列が現れた。はじめは休んでいるグループかと思っていたが、バイクを押している人を見てどうも違うことに気付く。果たして、草千里の駐車場が見える所まで行くと、道端のバイク列は参加の順番待ちのバイクの列であった。もともと写真を撮る気があまりなかったFJの河P氏は別行動しようとしてUターンの途中で転倒、あわてて皆で起こすが特にダメージはなかったようだ。残った者もとても並ぶ気はしなかったので、とりあえず通過して阿蘇登山口へ。ストリームは火口と博物館を見るというので、そこで別れ、赤/黒FZ氏も別方面に向かう。残りはサテライト会場があるというアスペクタ(旧グリーンピア)に行くが、サテライトと言っても写真を撮るにはやはり草千里会場に行く必要があることが判明する。そこで聞いた話では、近くでキャンプしていて朝一で草千里に行った人でも数百番目で、その人が帰って来るころには既に後ろに1000人以上の待ち行列ができていたそうで、昼ごろにのこのこ行ったのではダメダメであったようだ。いったい何台のバイクが集まっていたのだろう(数千台?もっと?)。私は(衆議院選挙の)投票をしてなかったので、そこで別れて帰途につく。土日はETCだけ1000円なので、ETCを着けてない身としてはあまり高速を使いたくなかったのだが、アスペクタからなるべく体力を消耗しないように帰ろうとすると、グリーンロードを通って熊本空港ICに向かうのが最善と考えた。グリーンロードは(多分)初めてだが確かにバイクで通るには面白い。セーフティの面々が喜びそうだが、どうせ鬼たちにはついて行けないので一人でマイペースで走れたのは却ってよかったかもしれない。高速に乗ってSAで遅めの昼食後、(多いながらも)思ったほどは混んでない九州道を時々前が空いた時にちょっとだけアクセルを捻って遊びながら16時ころ帰宅。走行距離は約380km ほど。