teTeX 3.0 のインストール teTeX は以前はソースを展開し多数パッチをあててという手順が必要でしたが、 土村氏によりこれらの操作を自動的にやってくれるパッケージが公開されている のでそれを使う。 1. ファイルの取得 http://tutimura.ath.cx/~nob/tex/ptetex/ptetex3/ から最新の ptetex3 (今回は ptetex3-20061019.tar.gz) を取得 tetex のソースを取得、例えば ring の CTAN ミラー http://www.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/systems/unix/teTeX/3.0/distrib/ から tetex-src-3.0.tar.gz と tetex-texmf-3.0po.tar.gz を取得 2. ファイルの展開 ptetex3 を展開 gtar zxvf ptetex3-20061019.tar.gz cd ptetex3-20061019 3. 必要ならカスタマイズして make カスタマイズする場合は my_option.sample を変更 (今回は何も変更せず) make 注1:最初は mktemp がないというエラーが出た。linux などではあるようだが solaris にはなかったので http://www.mktemp.org/mktemp/ から取得して 展開後 ./configure; make; make install する。 注2:再度 make しようとすると、 gmake[5]: Entering directory `/var/tmp/ptetex3/tetex-src-3.0/texk/web2c/web2c' Expect one shift/reduce conflict. bison -y -d -v ./web2c.y conflicts: 1 shift/reduce gmake[5]: *** [y_tab.h] パイプ切断 のことろでエラーでストップした。bison がらみのようだったので bison のバージョンを確認したら 1.875 だったので最新の 2.3 を インストールして改めて make すると無事通った。 必要なら make otf, make babel, make font をする 今回はこれらをした後、make test をすると otf まわりでエラーが出たが 通常使用には関係なさそうなのでそのままにした。 4. インストール su make install exit 5. PATH の設定 %setenv PATH /usr/local/teTeX/bin:$PATH として動作確認 platex test として xdvi で確認。最初 xdvi の背景が黒で字が見えなかったので、 xdvi -bg white として確認した。 dvipdfmx test できた pdf ファイルをアクロバットリーダなどで確認