UEFI 環境での Ubuntu 12.04 のインストール 1. 注意事項 レガシーな BIOS 環境と違って最近の PCで使われている UEFI環境の PC で デュアルブートしようとしてはまったので記録しておく。 Windows8 がプリインストールされた PC(HP の pavilion slimline s5)で Ubuntu を入れようとしたが、日本語Remix-CD を使おうとしたのがそもそも 間違い。 起動時に ESC キーを押して出てくるメニューで、セキュアブートを無効に してレガシーを有効にしたが、UEFI ブート優先だと CDからブートしない。 レガシーブートだけにして CD ドライブから優先起動させてやっとインストーラ が立ち上がる。 しかし、インストール中に「このタイプのディスクでは、予約されたBIOS ブート領域(biosgrub)」みたいなことを言われ、作成しても grub のインス トールで失敗する。何回かやり直してインストールパーティションに grub を入れても、どうしても起動しない。 (この間、bcdedit や EasyBCD で Windows のブートメニューいじっている うちに、ブートメニューがおかしくなって、リカバリディスクから出荷時の 状態に戻すこと3回) 結局、本家にある 64ビット版の Ubuntu 12.04 なら EFI 環境にインストール できることがわかって、決着。 2. 領域確保 Windows のディスク管理で、Windowsパーティションを縮小し、末尾にあった Recovery パーティションも消去してディスクを空ける。 3. Ubuntu のインストール EFIブートメニューで CD ドライブの起動を Windows boot maneger よりも 先にして、Ubuntu 12.04 64ビット版で起動。そのままインストーラでイン ストール(上記のようなパーティションとかは言われない)。grub はインス トールパーティションの先頭にインストール(ディスクの先頭ではない)。 EFI メニューに Ubuntu が自動で登録される。 4. 起動 起動時に ESC を押して出てくるメニューから Ubuntu を選ぶと Ubuntu が 起動、何もしなければ Windows8 が起動。 (しかし、grub のメニューの Windows を選んでも起動はしないので注意)