Ubuntu 10.10 (64ビット版) への IRAF 2.15 のインストール

1. iraf ユーザを作成
    ホームディレクトリ /iraf/iraf/local
    シェル tcsh (tcsh は入ってないので追加インストールが必要)

2. IRAF のウェブページから iraf.lnux.x86_64.bin.gz をダウンロード

3. 展開
    su - iraf (whoami で iraf ユーザになってることを確認)
    setenv $iraf /iraf/iraf
    cd $iraf
    tar zxvf iraf.lnux.x86_64.bin.gz

4. インストール
    cd hlib/unix
    ./install -n
    問題なければ、
    su
    ./install
    (Ubuntu は root のパスワードが設定されてないので設定して使えるようにしておく)

5. x11iraf のインストール
    x11iraf-v2.0BETA.tar.gz をダウンロードして展開
    bin.redhat -> /usr/local/bin
    lib.redhat -> /usr/local/lib
    man        -> /usr/share/man
    app-defaults -> /etc/X11/app-defaults
    などに mv

6. エラーの対処
    xgterm が起動しない。試に xterm を起動しようとすると、
    libtermcap.so が見つからないといわれるので、
    /lib/libncurses.so.5.7 に libtermcap.so でシンボリックリンクを張って対処
    xterm は起動するようになるが、xgterm を起動しようとすると、
    "file not found" が出る、が、ls では表示される。
    どうやらファイルが見つからないというエラーは誤解の元で 64ビットOSで、
    32ビットアプリを動かそうとしたせいのようだ。
    ia32-lib を追加インストールすると無事起動した。