FITS 関連の過去の話題



ADASS 2012

[ 2012年11月8日 ]
ADASS 2012 がアメリカ・イリノイ州のシャンぺーンにて、NCSA とイリノイ大がホストと なり開催された。 詳細は(ADASS XXII サイト)参照

WCS Paper V

[ 2011年10月14日 ]
FITS WCS Paper V の version 0.90 が公開された。 Time に関するもので最終的なものに近いそうである。 詳細は(WCS paper V)参照

TPV ZPX wcs のパブリックコメント開始

[ 2011年10月6日 ]
TPV, ZPX FITS world coordinate system のパブリックコメントが開始された。 これらは NOAO で標準的な TAN,ZPN を元に polynomial distortion correction を取り 入れたものである。 詳細は FITS registry ページ(FITS registry)参照

ADASS 2011

[ 2011年8月28日 ]
ADASS 2011 はパリで 11月6日 - 10日の日程で開催予定。詳細は当該サイト(ADASS XXI)参照

FITSBITS ゲートウェイ終了

[ 2011年7月21日 ]
1990年代初頭からサービスされていた、NetNews の newsgroup である sci.astro.fits と電子メール配送サービスである fitsbits の間でのゲートウェイが終了した。 個々のサービスは継続の予定だが相互配送がなくなるため、情報の周知にはなるべく広い配布をお願いしたい。なお、fitsbits のアーカイヴは FITS Support Office のFITS Resourcesから読める。

FITS Standard A & A 版

[ 2010年11月28日 ]
FITS Standard 3.0 の印刷版が Astronomy and Astrophysics 誌の Dec.2010 号に掲載された。
"Definition of the Flexible Image Transport System (FITS), version 3.0", W. D. Pence, L. Chiappetti, C. G. Page, R. A. Shaw and E. Stobie, A&A 524, A42 (2010)
これと並行してウェブサイトの版も同じスタイルに修正されたものが公開されている。
FITS Standard 3.0
[ 2010年7月15日 ]
FITS Standard 3.0 は電子媒体で配布されているが、印刷版として 2.0 のように Astronomy and Astrophysics 誌に掲載してはどうか、との提起がされた。 それを受けて Pence らによる投稿版が作成され、投稿中である。

ADASS 2010

[ 2010年5月10日 ]
ADASS 2010 はボストンで 11月7日 - 11日の日程で開催予定。

ADASS 2009 開催

[ 2009年10月8日 ]
ADASS(Astronomical Data Analysys Software and System = 天文関係のデータ処理やソ フトウェアを扱う国際学会) が 10月4日 - 10月8日 の日程で札幌で行われた。 毎年、世界各地で持ち回りで行われているもので、今回 NAOJ(日本の国立天文台)がホス トとなって、アジアで初めて開催された。 恒例の FITS BoF も開催され、日本発の SFITSIO の紹介など、有益な会合を持つことが できた。

IAU FITS Working Group 見直し

[ 2009年7月21日 ]
FITS WG の Vice chairman に Lucio Chiappetti(IASF Milano, Italy) が決定した。 次期3年間のチェアマンは Pence が続投するが、その次のチェアマンになることが想定 されている。
[ 2009年4月17日 ]
8月のIAU 総会に向けて FITS Working Group のメンバーの再検討が行われる。 チェアマンは Pence の続投だが、この機会にメンバー交代や新規メンバーの推薦があれば検討しようということである。 何かご意見があれば日本委員会委員長まで。

FITS Standard 3.0

[ 2008年7月10日 ]
FITS Standard 3.0 は IAU の FWG(FITS Working Group) での投票で承認され、正式に FITS を既定する新しい標準文書となった。 2.1 以前との最大の変更点は WCS のセクションが入ったことだが、他にも数百箇所の細 かい変更点が含まれている。 新しいバージョンの文書は、 FITS Support Office のサ イト を参照。
[ 2008年5月20日 ]
FITS Standard 3.0 改訂版ドラフトは、地域委員会の投票後、若干の修正を経てバージョン 3.0c として IAU FWG の投票にかけられ承認された。 最大の修正点は、オリジナルペーパーと今回のドラフトの相違点を Appendix H としてまとめた点(ただし Appendix はドラフトの正式な一部ではなく情報提供の意味でつけられ たもの。 最新ドラフトはFITS Standard 3.0c draft参照。
[ 2008年2月15日 ]
FITS Standard 3.0 改訂版(3.0a)ドラフトに対する地域委員会4つ(NA(North America), EU, Australia/NewZealand, Japan)の投票が終了。結果は、
Committee   Yes No Abstain Non-voting
----------  --- -- ------- ----------
N. America:  14  0   0       2
Japan:       11  0   0       0
Europe:      10  0   1       2
Australia/NZ  5  0   1       0
で、すべて承認された。いくつか出たコメントを吟味の後、IAU FWG による最終投票の予定。
[ 2007年12月4日 ]
FITS Standard 3.0 改訂版のドラフトに対する地域委員会のレヴューと投票が開始された。 〆切は2008年1月11日(金)の予定。 関連文書はFITS Standard 3.0 draft参照。
[ 2007年11月15日 ]
FITS Standard 3.0 に対するパブリックコメント終了を受けて、それらに対応した改訂版のドラフトが公開された。 iaufwg メンバーからのコメント期間を経て特に問題なければ地域委員会での手続きに入 る予定。 関連文書はFITS Standard 3.0 draft参照。
[ 2007年 7月24日 ]
改訂作業が行われていた FITS Standard 3.0 についてドラフト原案がまとまり、IAU FWG での意見聴取を経て、public comment が開始された。 9月末までの予定。 関連文書はFITS Standard 3.0 draft参照。

FITS Registry の Web ページ

[ 2006年 7月31日 ]
"Registry of FITS Conventions" というページが FITS WG の Chair の Pence によって用意された。 これは FITS の新しい規約などの提案、議論、採択の流れを助けるために、提案される規約のドキュメントなどを提供するリポジトリの役割を果たすことを想定している。 また、ここを使用するためのルールや手続きも用意されている。

IAU FWG の次期チェアマンは Pence 続投

[ 2006年 4月18日 ]
IAU の FITS Working Group の chairman に現chair の Bill Pence の続投が望まれている。 Pence 自身も続投の意思があるとのことなので今年の IAU 総会でそうなるだろう。 (その後正式に続投決定)

HEALPix WCS 拡張のスタンダード化

[ 2006年 4月27日 ]
HEALPix projection の IAU FWG での投票が終了し、賛成 21、保留 1、という結果で承認され、正式にこの規約が FITS Standard (WCS の一部)となった。 規約の詳細はM. Calabretta のサイト参照。
[ 2006年 3月23日 ]
HEALPix projection の地域委員会の投票はすべて終了した。結果は、
Committee       Yes/No/Abstain/Did not vote
---------       ---------------------------
Europe                     11/0/1/1
North America              15/0/1/0
Japan                       9/0/0/2
Australia/New Zealand       6/0/0/0
Total                      41/0/2/3
となり、HEALPix は地域委員会の投票を通過し IAU FWG での最終投票に向かうことになった。
[ 2006年 2月15日 ]
HEALPix projection の地域委員会の投票が始まった。 日本委員会の投票は3月8日(水)を〆切りに開始した。 3月中旬までには結果が出る予定。
[ 2006年 2月 1日 ]
WCS Paper II で将来 spherical projection の新しいタイプが追加される可能性があると書かれているのに対応し、新しい HEALPix (Hierarchical Equal Area and isoLatitude Pixelisation) 投影法を WCS の拡張としてスタンダードに取り入れることが検討されている。 パブリックコメント期間は昨年のうちに問題なく終了し、次は地域委員会での投票の予定である。 HEALPix についての詳細はCalabretta のページを参照のこと。

64ビット整数をスタンダードに取り入れる動き

[ 2006年 2月15日 ]
64ビット整数に関する問題のうち 'Q' と 'P' descriptor の定義を 'unsigned integer' に変更する件の IAU FWG での投票は、賛成 16、反対 5、保留 1 で認可には至らなかった(16/22 = 72.7 で 75 に達しなかったため)。 Pence は賛成派なので、今後も何らかの議論が続いていくと思われる。
[ 2005年12月 8日 ]
64ビット整数に関する IAU FWG の3つの投票は終了し、'Q' descriptor と TFORM='K' については全員一致で承認され、正式に FITS Standard の一部となった。 BITPIX=64 については、賛成19に対し、反対2と保留1 があったので、6ヶ月の猶予期間の後に最終的に決定されることとなった。 また、これに伴い、'Q' と 'P' の定義を 'signed integers' から 'unsigned integers' に変更すべきかどうかの議論が始まっている。
[ 2005年11月29日 ]
64ビット整数に関する IAU FWG の3つの投票が開始された。 これは、地域委員会で投票にかけられた4つの議案のうち、反対の多かった4を除く3つ(BITPIX=64, 'Q' descriptor, TFORM='K')について投票するものである。 詳細は Pence による FITS Support Office の該当ページを参照。
[ 2005年 9月22日 ]
64ビット整数に関する4つの地域委員会の投票が出揃った。
           Question 1       Question 2       Question 3      Question 4
           BITPIX=64      'Q' descriptors     TFORM='K'      Unsigned 'P'
          ------------    --------------   ------------     ---------------
         NA  E  J A TOT | NA  E  J A TOT | NA  E  J A TOT | NA  E  J A TOT
Yes      13  6 10 6 35  | 13 10 10 6 39  | 13 10 10 6 39  | 11  1 10 4 26
No        0  3  0 0  3  |  0  0  0 0  0  |  0  0  0 0  0  |  0  8  0 1  9
Abstain   0  1  0 0  1  |  0  0  0 0  0  |  0  0  0 0  0  |  2  1  0 1  4
No Vote   3  2  1 0  6  |  3  2  1 0  6  |  3  2  1 0  6  |  3  2  1 0  6
          -----------------------------------------------------------------
Total    16 12 11 6 45  | 16 12 11 6 45    16 12 11 6 45    16 12 11 6 45

         NA = North American FITS committee
         E  = European FITS committee
         J  = Japanese FITS committee
         A  = Australia/New Zealand FITS committee
2と3については賛成多数で問題ないが、1と4はヨーロッパ委員会での反対が多いので、今後の議論になる。
[ 2005年 7月29日 ]
64ビット整数に関する4件の議題の地域委員会の投票が開始された。 ADASS までに余裕を持って結果を出すために9月16日までにすべての地域委員会の投票結果が出揃う予定である。
[ 2005年 7月18日 ]
64ビット整数に関する4件の議題が地域委員会の投票にかけられようとしている。 具体的な提案内容については、
FITS における64ビット整数
を参照のこと。 (下の6月8日の項目に加えて 'P' での整数の扱いが加わっている。)
[ 2005年 6月16日 ]
64ビット整数に関する話題が fitsbits メーリングリスト(と相互乗り入れしている sci.astro.fits ニュースグループで議論されている。 様々な意見が出ており、簡単にまとめられるかどうかは不明である。 fitsbits メーリングリストのアーカイヴは次で参照できる。
fitsbits アーカイヴ
[ 2005年 6月 8日 ]
64ビット整数を FITS に取り入れる件に関する公開コメントの募集が正式に sci.astro.fits で始まった。期間は 4週間。プロポーザルの詳細は、
64ビット整数プロポーザル
この提案では基本的に3つの変更が提案されている。
  1. 64ビット整数のデータタイプををプライマリ配列又はイメージエクステンションに含む場合は BITPIX = 64 で表す
  2. 64ビット整数を含むバイナリテーブルのカラムは TFORMn = 'K' で表す
  3. 64ビット整数の配列長さやヒープオフセットを持つバイナリテーブルの配列記述子カラムは TFORM = '1Qt' で表す(既存の32ビット記述子の TFROM = '1Pt' に習って)
[ 2004年10月22日 ]
fitsbits で 64ビット整数をスタンダードに取り入れるべきだという議論が交わされている。 Pence による提起は次のとおり
We should perhaps consider adding a short section to the FITS Standard to
clarify the status of long (64-bit) integer support in FITS for the benefit
of users.  Here is a first cut at the main points we might want to make.
Any comments?

1. There is in principle no limit on the magnitude of integer keyword values
in FITS headers and on the values in integer columns in ASCII tables,
however many existing software packages only support values within the range
of a signed 32-bit integer (-2147483648 to +2147483648).  This effectively
limits the sizes of FITS images and tables (as given by the NAXISn keywords).

2. FITS does not officially support 64-bit twos-complement signed binary
integers in either primary array images, image extensions, or columns in
binary tables.

3. Informal proposals have been made to support 64-bit FITS images with
BITPIX = 64 and 64-bit integer columns in binary tables with TFORMn = 'rK'
(where 'r' here represents an integer repeat value).   It has also been
proposed to support a 64-bit variable length array descriptor format in
binary tables using a TFORMn keyword with data type = 'Q' (analogous to the
existing 32-bit 'P' variable length array descriptor format).

4. Some FITS software packages support these informal proposals on a trial
basis, however FITS file designers are urged to use these formats with
caution.  These formats should only be used in cases where a) there is no
reasonable alternative way to represent the information using standard FITS
formats, and b) where it is reasonably certain that the software packages
that are required to read the FITS files have been specifically designed to
support the long integer FITS formats.

5.  It is possible that the FITS Standard might be modified in the future to
officially support images with BITPIX = 64 and/or binary table columns with
TFORMn = 'K' or 'Q'.  Developers of new FITS software may wish to anticipate
this possibility and add compatibility with these possible future formats.

WCS 第3論文のIAU FWG での投票開始

[ 2005年 8月18日 ]
WCS 第3論文は ISU FWG で正式に認められた。 現在、A&A に投稿中。
[ 2005年 7月17日 ]
WCS 第3論文は IAU FWG での投票に入った。 投票〆切りは 8月12日の予定。
[ 2005年 6月29日 ]
WCS 第3論文の地域委員会の投票はすべて終了した。 すべての地域委員会で反対はなし、保留と未投票が各1件あった程度で、残りはすべて賛成であった。 いくつかコメントがついているので必要な方は例えば iaufwg のメーリングリストのPence の記事参照。
[ 2005年 6月14日 ]
WCS 第3論文は日本FITS委員会で是認された。他の地域委員会の結果を待って IAU FWG での手続きに入る予定である。
[ 2005年 5月24日 ]
WCS 第3論文の地域委員会での投票が開始された。 これは改訂された新投票ルールに従って行われる最初の投票になるので、委員の 2/3 以上の有効投票で成立、投票者の 2/3 の賛成で可決となる。 論文の最新版のファイルは以下にある。
postgscriptファイル
gzipped postgscriptファイル
PDFファイル
また、関連情報は以下の作者のページから。
作者のページ
投票〆切は3週間の投票期間を取って、6月13日(月)の予定である。
[ 2005年 4月14日 ]
WCS 第3論文がほぼ正式採用に向けて準備が整ったと判断され、W. Pence から近いうちに地域委員会での投票をはじめたい旨アナウンスがあった
[ 2004年10月6日 ]
WCS (World Coordinate System) の第3論文、即ち「スペクトル座標の表現」に対する公開コメントの受付が開始された。 IAU FITS Working Group のチェアマンの Pence により fitsbits メーリングリスト(及び相互乗り入れしている sci.astro.fits ニュースグループ)に対し、コメントを求めるアナウンスがなされた。 規定の4週間の間に大きな問題点が提起されなければ次のステップ(地域委員会での投票) が開始される予定である。 論文の最新版のファイルは以下にある。
postgscriptファイル
gzipped postgscriptファイル
PDFファイル
また、関連情報は以下の作者のページから。
作者のページ

FITSに関する投票ルールと地域委員会の役割

[ 2005年 5月11日 ]
FITS に関する投票ルールの改訂版が Pence によって用意されている((FITS Voting Rule)。 特に意見がなければ正式に変更ということになる予定であり、その後保留されていた BINTABLE の投票が継続されるはずである。
[ 2005年 5月 2日 ]
BINTABLE 投票時にヨーロッパ委員会で未投票メンバーが多かったせいで当時の是認規定割合を満たせず投票が失敗した件(BINTABLE自身はその後の IAUFWG 投票で是認された)を受けて、同様の事態を避けるために投票ルールを変更すべきかどうかが議論されている。 即ち、従来の地域委員会メンバーの 2/3 以上が YES/NO の投票をし、投票数の 2/3 以上の賛成で是認というルールを緩和すべきかということである。 同時に、この議論は地域委員会のあり方も含むものになっている。 従来の方法であれば、地域委員会の投票結果を経て、IAUFWG の投票で正式決定となるので、地域委員会の役割は重要なものだったが、投票ルールを緩和すると、地域委員会の投票結果が IAUFWG に対する単なるアドバイザリ的な役割になる可能性があることから、そもそもインターネットを介して地理的な隔たりと関係なく、議論・投票ができるようになっている現状を見れば、地域委員会の必要性は低いと考えることができるという議論である。 議論は簡単には収束しそうにないため、ADASS または IAU GA などでの議論が必要になるかもしれない。

BINTABLE 付録が正式なスタンダードに

[ 2005年 4月 7日 ]
Binary Table の2つの付録が地域委員会の投票結果を受けた IAU FWG での投票の結果、正式にスタンダードとして是認された。 これを受けて IAU FWG のチェアマンである W. Pence により NOST Standard 2.0 の改訂版 V.2.1 が準備されている。 FITSスタンダード 2.1版 参照
[ 2005年 1月17日 ]
Binary Table の2つの付録(可変長配列とTDIMn 多次元配列)をFITSスタンダードに取り入れることの是非を問う地域委員会での投票が開始された(〆切は2月6日) Binatable改訂案(原文), 可変長配列提案の訳, 多次元配列提案の訳 参照
[ 2004年11月12日 ]
Binary Table の付録 B.1, B.2 に対する公開コメントが終了した。 何もなければ早々に地域委員会の投票に入る予定。 コメントを受けて改訂された内容は、 Bintable 改訂案 を参照。
[ 2004年10月15日 ]
Binary Table の付録 B.1, B.2 に対する公開コメントの受付が正式に開始された。 fitsbit メーリングリスト(及び sci.astro.fits ニュースグループ)での議論の期間として 4週間が取られる予定。 Pence による公式アナウンス
[ 2004年10月6日 ]
Binary Table は既にスタンダードとして認知されているが、その付録はそうではな かった。 このたび付録の「B.1: 可変長配列」と「B.2: 多次元配列」について正式にスタンダードに取り入れようという動きが始まっている。 現在最終的なツメの段階で問題がなくなれば早急に公開コメントの受付が開始される予定である。 元論文は以下にある。
PDFファイル

FITS を MIME タイプとして登録を

[ 2005年9月9日 ]
FITS MIME が RFC4047 として認められた。 また、IANA (Internet Assigned Names Authority) で MIME media types として、image/fitsapplication/fits が登録された。 これによって FITS MIME に関係する手続きが完了した。
[ 2004年10月6日 ]
FITS MIME インターネットドラフトが最後の 4週間の公開レヴュー期間に入った。 同時に、FITS が何の略かという点で多少議論が交わされている。 (元々は "Flexible Image Transport System" だが今回の申請では image/fits と同時に application/fits も申請しているので image だけでいいのかということで、"Flexible Image and Table System" という案も出ているが、やはり当初の略を重視すべきではという雰囲気である)
[ 2004年9月9日 ]
FITS MIME タイプに関するインターネットドラフトが提示され、Informational な RFC として考慮してもらうよう要請された。 ドラフトの文書は次のとおり
FITS-MIME ドラフト
[ 2004年8月9日 ]
IAU FITS Working Group での投票の結果、FITS を MIME タイプとして登録することが、賛成 22、反対・保留 0、により可決された。 今後は提案者によって申請が行われる予定である。

オーストラリア/ニュージーランド地域委員会の発足

[ 2004年8月9日 ]
かねてより審議されていたオーストラリア/ニュージーランド地域委員会を新たに発足させる提案は、IAU FITS Working Group で投票の結果、賛成 19、反対 1、保留 2、で可決された。 チェアマンは M.Calabretta (WCSLIB の作者として有名) 。