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: funtools : FITS ソフトウェアの開発者向けのツールなど : FTOOLS   目次

FITSIO (CFITSIO)

: [FITS の入出力のためのライブラリ集]

W. D. Pence により保守されている FITSIO パッケージは、FITS ファイルの読み書きのための machine-independent なサブルーチンインターフェイスである。 各ルーチンは ANSI C で書かれ各種コンピュータで実行可能である(Fortran から呼び出して使うこともできる)。 FITS の最新の規約に対応するようにアップデートされており、standard extension、多次元配列、可変長配列の Binary Table、WCS や checksum にも対応している。 UNIX と Windows に対応するソースコードと、Windows の DLL も配布されている(Visual C++ には version 3.140, Borland C++ 用には version 3.040, とソースコードに比べてちょっと古い)。関連して FITS ファイルのベリファイツールも公開されている(3.2.1.2 節参照)。

最新バージョンは、3.24 であり、情報は下記から。(2010年1月版)

http://heasarc.gsfc.nasa.gov/fitsio/

FITSIO には色々な言語からのインターフェイスが提供されている。 代表的なものでは、 ●c++(ccfits, http://heasarc.gsfc.nasa.gov/docs/software/fitsio/ccfits/)
●python(pfits,http://pypi.python.org/pypi/pfits)
●perl(perl モジュール CFITSIO.pm, http://hea-www.harvard.edu/~rpete/cfitsio/)
●ruby(RFits, http://rubyforge.org/projects/rfits/)
などがある。



平成22年2月17日