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: 元のブロッキング合意について : ブロッキングに関する合意 : ビットストリームデバイス   目次

シーケンシャルメディア

FITS フォーマットは当初、シーケンシャルな磁気テープデバイスへファイルを書くことを想定して開発された。 シーケンシャルメディアにどう書きこむかという以下の規約は、現在の多くのストレージデバイスには不適合になっている。

物理的に可能であれば、FITS ファイルは 2880バイトの 1〜10倍の長さのブロックで書きこまれなければならない。もし、それが不可能な場合は、FITS ファイルはシーケンシャルデバイスの固有のブロックサイズでビットストリームとして書きこまれなければならない。最後のブロックの FITS ファイル末尾以降の部分はゼロが書かれる。

シーケンシャルメディアから FITS ファイルを読む場合には、2880バイトに満たないファイル(例えば ANSI のテープラベル)は FITS ファイルの一部とは見なされず、遺棄されるべきである。



平成22年2月17日