: 一般の画像処理ソフトウェア
: 一般向けのFITS ソフトウェア
: SAOImage
目次
: [ESO のビジュアライゼーションツール]
r.5
(Jsky で解析中の例)
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JSky は ESO (European Southern Observatory) で開発されている、天文イメージのビジュアライゼーションとカタログやアーカイヴへのアクセスツールである SkyCat (http://archive.eso.org/skycat/ 参照。Solaris, HP-UX, Linux 対応のツール、最新版は2006年3月の 3.0.1) をベースにした Java 版のツールである。
Java ベースになったことで、Java 環境があれば機種・OS に係らず動作するのが利点であるが、その分重いソフトである。
動作には JDK (SUN の Java 2 Standard Edition Development Kit, jsky-2.5 までは 1.4.2、jsky-2.6 では 1.5.x が必要)とイメージングのツールキットである JAI (SUN の Java Advanced Imaging toolkit, 1.1.2)が要求される。
代表的な機能は次のとおり。
- FITS や他の汎用画像(jpeg, gif, png 他)が扱える
- 各種画像処理(ズーム、パン、カラーマップ、カットレベル等)が可能
- WCSに対応(天球座標表示可能)
- 圧縮された FITS 画像を扱える
- ローカルまたはウェブ上の各種天文カタログにアクセス可能
- 画像に重ねてグラフィック描画や、プロットが可能
最新版は 2.6 で配布元は次のとおり。(2005年11月版)
http://archive.eso.org/jsky/
平成19年2月9日