アワブキ属(アワブキ科)
ヤマビワ
果実は秋に熟する。最初は赤、後に黒くなる。
茎・葉には褐色の毛が生えている。特に、葉裏の葉脈や芽・若枝・果柄には密生する。
果実(上左)は核果で、果肉(外果皮・中果皮由来、やわらかい)をむくと灰緑色~褐色の核(上中・上右、内果皮由来、大変堅い)があり、その中に種子(左)が1個入っている。
ヤマビワの子房は2心皮でできているが、果実になるのはたいてい片方だけだ。そのため、花柱は、果実のてっぺんではなく、付け根に近いあたりについている。上左の写真では右側の付け根に小さな藁色の花柱がある。
樹幹
新葉を展開中の若木
ミヤマハハソ
アワブキ
褐色を帯びた毛は属に共通
テキスト目次に戻る
ホームに戻る