オオバヤドリギなど(ヤドリギ科|オオバヤドリギ科)
オオバヤドリギ
オオバヤドリギ
他の木の枝に根付く常緑の半寄生植物。落葉樹に寄生することが多い。寄主(寄生された木)はトウカエデ。

オオバヤドリギ冬になると、遠くからでもよく目立つようになる。寄主はアキニレ。

オオバヤドリギ
オオバヤドリギ楕円形の葉の裏(下面)は褐色の星状毛で覆われている。若い葉では表(上面)も覆われているが、やがて毛が落ち、濃い緑色の地肌が現われる。

オオバヤドリギオオバヤドリギ
茎が樹幹上を這い、ところどころで吸器が幹に入り込む。

オオバヤドリギ秋に開花する。枝の葉がついていないところに短い花序がつく。

オオバヤドリギ
つぼみの外側はキウイフルーツのような褐色の毛に覆われている。萼筒の先端が4つに割れて反り返り、緑色の花冠内側と紅い雄しべ、黄色い花粉が露出する。

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オオバヤドリギ
春に熟する果実は長さ1cmほどで褐色の毛に覆われ、小さなキウイフルーツのように見える。指でつぶすと皮がずるりとむけて、うす緑色の粘りけのある果肉がでてくる。その中には白い種子が1個入っている。教育大付近。

オオバヤドリギ
岩の上で見つけた、まとめて排泄されたと思われる種子

マツグミ
マツグミ
針葉樹の枝上に寄生する。へら状・厚めの葉を持つ。

マツグミ マツグミ
花は、2つずつ対になって葉の付け根につく。オオバヤドリギと似ているが、やや小さく、花筒の外側が赤い。

ホザキヤドリギ
ホザキヤドリギ


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