オオバアメリカアサガオ
リュウキュウアサガオ・イリオモテアサガオ・外来ノアサガオ等、いろいろに呼ばれる
野生化して匍匐枝から発根して広がり、一面を覆うようすを見ることが多くなってきた。約5✕20mのフェンスで囲まれた区域を埋め尽くし、回りの樹木に取り付いている。
上の写真の群生を冬場に除去すると、抜き取った匍匐枝やツルが高さ2m近くまで積み上がった
シュート
匍匐枝が地表や浅い地中を真っ直ぐに伸び、節から発根する
地中に伸びた不定根の一部は肥大して貯蔵根となる
地表から立ち上がる茎はつる性で、直径1cm超まで肥大するが手で千切れる程度の軟らかさで、おそらく寿命も短い。絡み合いながら次々と新しいつるを伸ばして高所に葉を広げ続ける。
春先に地下茎から伸びた茎と葉
ごく短い匍匐枝の断片からも再生する
花
上: 花冠の表皮細胞
左: 花冠の海綿状組織
柱頭(SEM写真)。塊状に集まった大きな突起に細い突起が密生した複雑な構造をしている。
柱頭には自花粉がついているが、花粉管の伸長は起こらない。
可視光の花と簡易紫外線写真
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