カタバミ
カタバミ カタバミ カタバミ
カタバミ
カタバミ カタバミ
花式図と花の中心部。雄しべは長いものと短いものが5本ずつ。花柱は5本で、柱頭と長い雄しべの葯が同じくらいの高さにある。
カタバミ花糸や花柱にはイボのある毛が生えている
カタバミ4数性の花。雄しべは長短4本ずつの計8本で花柱は5本。
果実と種子
カタバミ カタバミ カタバミ
種皮の外側は半透明で弾力がある皮になる。果実にできた裂け目から種子が突き出すと、半透明の皮が反転して種皮の内側に包まれた中身を弾き飛ばす。

草形と成長
カタバミ芽生え

カタバミ カタバミ
匍匐枝

カタバミ
匍匐枝は葉腋から不定根を出す。不定根が根づくと腋芽から葉が展開する。

カタバミ
肥大した不定根

カタバミ
所々で根づきながら匍匐枝を広げて空間を占有する

カタバミ
カタバミ
茎の断面
カタバミハート形の小葉×3の三出複葉は古くから親しまれ、「酢漿草紋」や「シャムロック」として図案化された
カタバミ カタバミ
カタバミ カタバミ
日陰の葉と日向の葉(夏の晴天時)

カタバミ夜の葉
カタバミ茎と葉柄の基部。葉柄の基部のすぐ近くには継ぎ目状のところ(骨の関節に見立てて「関節」と呼ぶこともある)がある。へら状の小さな托葉が葉柄の基部から関節までを挟むようにつく。

カタバミ
葉からの溢泌
アカカタバミ
カタバミ カタバミ
葉に赤い色素が多く、黒ずんだ色をしている。コンクリのすきまなどによく見られるが、ふつうのカタバミと混じっていることも多い。花もやや赤味があり、写真のように赤いリングがあるものも見られる。
長花柱型
カタバミ
カタバミ カタバミ
海岸を中心に分布する、花が大きく柱頭が超出する型
「十円玉磨き」

植物体全体が水溶性のシュウ酸イオンを高濃度で含む。酸化して濃褐色になった十円硬貨を、汁が滲むまで潰したカタバミの葉で擦ると、シュウ酸の還元作用で赤銅色に戻る。

カタバミ カタバミ カタバミ カタバミ カタバミ カタバミ
オッタチカタバミ
オッタチカタバミ オッタチカタバミ オッタチカタバミ
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