エゴノキ(エゴノキ科)
花
新枝の先が花序になり、垂れ下がる。
花は真下を向き、花冠の中心から雄しべと花柱が突き出す
花冠の付け根は筒(花筒)になり、奥に蜜がたまる。長い花柱の回りに5本の雄しべがある。オレンジ色の葯は、花柱の先の葯がついている部分(葯隔)の内側につく。子房は下位。
葯隔の表面には小さな突起がある
コマルハナバチが葯隔につかまって蜜や花粉を集める
ハナバチが訪れると葯隔は傷だらけになる
果実
寄生者
花の咲くころにエゴツルクビオトシブミがさかんに揺籃(ゆりかご)をつくる
エゴノネコアシアブラムシの寄生でバナナ状になった枝先。ぶら下がり方や色は果実を真似ているかのよう。
葉の虫えい
他
林縁で枝を横に広げる
横に伸びる長枝に間隔を置いて短枝がつく
短枝の葉と長枝の葉
盛んに分枝するが、日当たりの良くない枝は冬を越さずに枯れて白化
トキワエゴノキ
ハクウンボク
テキスト目次に戻る
ホームに戻る